09年度上半期の医療費は11.3兆円―国保中央会(医療介護CBニュース)

 国民健康保険中央会(国保中央会)は1月13日、2009年度上半期に国保連合会でレセプトを審査し、確定した医療費の総額は、08年度同期より4.6%増の11兆3442億円とする速報値を発表した。国民健康保険(国保)分が3.0%増の5兆4357億円、後期高齢者医療分が6.1%増の5兆9085億円だった。

【2009年度上半期の診療種類別医療費詳細】


 医療費を診療種類別に見ると、国保では入院1兆9295億円(08年度同期比2.1%増、以下同)、入院外2兆294億円(2.9%増)、歯科4332億円(1.6%減)、調剤9121億円(8.0%増)など。一方、後期高齢者医療では入院2兆7469億円(5.5%増)、入院外1兆8385億円(5.0%増)、歯科1833億円(5.5%増)、調剤9310億円(11.1%増)などだった。

 被保険者一人当たりの医療費は、国保が13万6931円(3.4%増)、後期高齢者医療が43万6049円(2.8%増)。後期高齢者医療の一人当たり医療費を都道府県別に見ると、最高は福岡の55万2417円、最低は新潟の36万804円で、1.53倍の地域差があった。
 被保険者数の月平均は、国保が0.4%減の3970万人、後期高齢者医療が3.2%増の1355万人だった。

■介護費は3.7兆円
 一方、09年度上半期の介護費の総額は3兆7583億円(6.9%増)だった。内訳は、居宅サービス1兆8002億円(8.8%増)、地域密着型介護サービス3160億円(12.5%増)、施設サービス1兆6422億円(3.9%増)。
 受給者一人当たりの介護費の月額は、全体では16万1332円で、居宅サービスが10万6583円、地域密着型介護サービスが22万3084円、施設サービスが32万9153円。月平均受給者数は全体では4.1%増の388万2589人で、居宅サービスが4.5%増の281万5022人、地域密着型介護サービスが11.4%増の23万6063人、施設サービスが0.8%増の83万1505人だった。


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